2014.12.10
脳梗塞
先日、友人が脳梗塞になりお見舞いに行ってきました。
友人といっても私より一回り以上年上の人ですが、少し前まで人工透析を受けていて
去年だったと思いますが腎臓の移植手術を受けて元気になったばかりだったので気の毒でした。
脳梗塞というのは心臓や血管で小さな血液の塊、つまり血栓ができてこの血栓が脳の
血管を塞いで脳の一部に血液が通わなくなり壊死する病気です。
症状としては身体の左右どちらかが不随になります。軽度のものから重度のものまでありますが
右利きの人が左の脳に梗塞を起こすと言語障害を起こすことが多く、利き腕である右手も使えなくなるので
症状が落ち着いてからでも、かなりイライラすることになります。
針で治療する場合は退院後となるのが普通ですが、患側の筋肉が拘縮しているのが殆どで
指圧やマッサージ的な治療もそれに対して非常に有効になります。腕は曲がり、足は突っ張るような感じになります。
回復の度合いも個人差があって、私自身も驚くほど回復していく人や、なかなか思うように回復しない人など
様々です。私の高校時代からの友人に脳外科医がいるのですが、理由はよく分からないけれど脳の回復は
個人差が大きく、家族や周囲の人達の励ましや本人の気力が大きく関わるようだと言っています。
一番良いのは当たり前ですが脳梗塞を起こさないことです、が冬になると高齢者の方で膝や腰が痛いから
トイレに行くのが大変で水分をあまり取らないようにしている方がいます。そうすると血液がドロドロ状態になり
血栓が出来やすくなります。また、お酒などを飲み過ぎると脱水状態になりやすいので気をつけてください。
お酒を飲み出すと頻繁にトイレに行き出す方、いませんか?
脳梗塞と混同されやすいのが脳出血です。こちらは冬の時期になると脳梗塞よりもっと起こりやすいかと思います。
血圧が高く動脈硬化を起こしている人は要注意です。よくお風呂場で倒れていたとか、トイレで倒れていたとかいう
場合が多いですよね。暖かい部屋から急に寒いところへ行って服を脱いだ時などに血圧も急に上がります。
若い人の血管は柔軟性があり簡単には破れることはありませんが、老化してコレステロールやカルシウムが
血管壁にこびりつくと血管は古くなったゴムホースが簡単にひび割れするように亀裂ができて出血してしまいます。
中年の方は普段から食生活を気を付け、高齢者の方は脱衣所や風呂場、トイレも暖かくして過ごしていただければと
思います。脳出血の場合は脳梗塞より回復が困難になります。気をつけてくださいね!
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