2013.06.12
膝痛予防
昔と比べ、膝の痛みを訴える人が増えているように思いま す。私が子供のころは葬式などでは皆さんが正座をするのが当たり前でした。でも、最近は膝が痛くて曲げられないと言う人が増えています。高校のクラス会に 行っても同級生の女性に「膝が痛いからちょっと見て」等といわれる事があり、気が付くと3人4人と集まってくる事さえあります。また、小中学生の中で、オ スグット病という膝の痛みが出る人が増えています。オスグット病とは大腿骨の成長に大腿四頭筋の成長が追い付かずに筋肉が引っ張られ筋肉の付け根の部分が 剥離仕掛けて痛みを感じる病気です。最近の子供たちは脚が長くなったから増えてきたのかとも思いますが、僕が子供の頃には余り聞かなかった病気です。
外傷性の膝痛は別として、殆どの膝痛を訴える人の大腿部を触ってみると、大腿四頭筋が硬くなっています。それを緩める事で痛みが緩解します。考え てみると僕が子供の頃は女性や子供の多くは家で正座の生活でした。正座をすると結果として大腿四頭筋のストレッチになります。その事が膝痛予防になってい たのだと思います。また、立ち上がる時も下半身の筋力を必要とし、ひざ周囲の筋肉強化が出来ていたと考えられます。
今は殆どの家庭で椅子に座る生活だと思いますが、膝痛予防に正座を取り入れてみるのは有効と考えられます。何時間も正座をする必要はなく、スト レッチが目的ですから、せいぜい三十秒程度でかまわないと思います。或いは「正座をして立ちあがる」を三回ほど繰り返すのも有効と考えられます。
中年以降の女性の膝痛で多いのが、ひざの内側の痛みです。そのうち治るだろうと我慢していると、膝の痛みをかばうために反対側の膝まで痛めてしま うケースも良くあります。また、我慢しているうちに膝の変形が起きてどうにもならなくなり人工関節手術以外に治療法が無くなる方もいます。早めの治療をお 薦めします。当院では、鍼灸、または指圧と同時に骨盤矯正も行います。相乗効果で早期に症状が良くなります。我慢せずに、早めの治療をお薦めします。
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