先日、用があって平塚に行ってきました。半日ほど海岸にいたのですが、小雨が降ったり止んだりの天気にも関わらず日焼けしてしまいました。もちろん日焼け度目のクリームも塗っていたのですが。夏至の前後は一年で一番紫外線量が多い季節だと改めて思い知らされました。

　さて、最近は海に泳ぎに行っても日焼け対策をしている方が多くなりましたが、若い男性などは真っ黒に焼いている人も多いと思います。しかし、焼き過ぎちゃうと身体中がヒリヒリして夜も寝付けないようなことになってしまいます。こんな時、一番オススメなのは水風呂に入ることです。まあ、２６～２８度程度が適温でしょうか！？水風呂に入って気持ちよく感じる温度なら良いでしょう。酷い日焼けをしたときは血液が体表部に大量に流れますので腎臓を通過する血液量が極端に減ります。体表部の血流量を増やして熱を下げるためです。時間的には水風呂に入って尿意を模様すまで入っていれば良いでしょう。それができない場合は服を濡らして出来れば脱水し湿った状態の服を着ることですね。

　逆に海やプールで冷えすぎて唇が真っ青になるようなことも経験された方が多いのではないでしょうか？この時血液は内蔵を優先して守ろうとするために、体表部への血流量が減ってしまうのです。こんな時は下肢の筋肉も痙攣を起こしやすく危険なので水泳をすぐに中止してください。私も長男の同級生や妻の知り合いの息子さんなど比較的身近な人を水の事故で亡くしております。また、海で意識不明の状態で引き上げられた人を目撃したこともあります。水の事故には充分気を付けたいものです。

　さて、もう直ぐ本格的な夏を迎えます。皆さんが楽しい夏を過ごされることを願っています。