2015.06.04
熱中症
暑い日が続きますね。テレビなどでも熱中症という言葉がよく聞かれるようになりました。私が高校生の頃、ラグビーの練習中は夏でも水分補給をしないというのが当時の常識でしたが、熱中症になる人はいませんでした。ちょうどその頃から「ゲータレート」というスポーツドリンクが発売され、やがて徐々に常識がくつがえっていったと記憶しています。
昔は今と違い冷房のある家も少なく、夏はいつも汗をかいている状態でした。だから体が暑さになれていたんでしょうね。それで熱中症になる人も少なかったのでしょう。最近聞かなくなった言葉の中に「喉がカラカラだ」というのがあります。それだけ冷房が普及し、水分補給もしやすい環境になったということでしょう。しかしながら、反対に暑さに弱くなったとも言えるのではないでしょうか?幸い、夏にスポーツをする人達にとっては水分補給をしながら運動をすることが常識になってきましたので大丈夫だと思いますが、意外とあまり外に出ないお年寄りも熱中症になることが多いのです。
年を取るとタダでさえ身体中の水分割合が減少するのですが、足腰が弱ったり痛みがあったりするとトイレに行くのが臆劫になり水分摂取を控えめにしたりする人もいます。身体の水分減少は手の爪を押せばわかります。爪を押すと白くなりますが、押した手を離すと瞬時に元のピンク色に戻れば大丈夫です。しかし、二秒も三秒も掛かる時は危険な状態です。すぐに水分補給をしましょう。放っておくと熱中症や脳梗塞になる危険も高くなります。お年寄りだけでなく、赤ちゃんなども汗をかきやすく水分不足を訴えることが出来ないのでご注意くださいね。
お年寄りの中にはエアコンを「暖房」に設定したまま使っている人が結構いるという話です。外気が暑ければ送風状態になるだけだと思いますが、年老いたご親御さんだけで暮らしている方がいらっしゃいましたらご確認された方がよろしいかもしれません。私の母も一人で暮らしていますが、去年「冷房があまり利かないと言いながら暖房のままエアコンを使っていました。ご注意を!
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