2014.09.16
高校ラグビー観戦
先日、親友の息子さんがラグビーの試合があるのだけど捻挫をしてしまい見てくれないかということで
その試合を見に行きました。聞くと10数年ぶりに単独チームで参加する公式戦だということでした。
少子化の影響もあって15人のメンバーが揃わないラグビー部が結構有り合同チームを組んで試合に
出場するチームも少なくありません。他にも数名怪我をしているのでよろしくということでした。
試合会場に行ってみると息子さんたちに会い二人に足首のテーピングをしてあげました。
もうひとりは同じ足首でも体重をかけて曲げると痛むというので捻挫ではなく、何らかの理由で
関節に熱を持ってしまい痛みが出ているのだろうと思い、鍼で痛みを取った上でテーピングをしてあげました。
いきなり鍼を出したので驚いていましたが、有無を言わさず?鍼をしました。
「あれっ、まだ痛みがあるけど全然楽!あまり痛くなくなっちゃった。」と喜んでくれました。
念のためテーピングもして試合前の練習に向かっていきました。
捻挫はよく「クセになる」などと言いますが感知する前に無理をすると再発することがよくあります。
そうすると損傷した靭帯周囲にカルシウムが付着して捻挫自体が完治しても少し運動するだけで
痛みが出たりするようになることがあります。気をつけてください。
試合自体は結果的に負けてしまいましたが、最後まで集中力を切らさず頑張ってくれたので
よくやったと思いました。そして、試合を見ながら昔のことを思い出しました。
その学校と私の母校のラグビー部は無関係ではなく、昔お世話になったことを思い出したのです。
都立の新設校三期生の私が入ったラグビー部はメンバーが足らないどころか指導者もいなく
試行錯誤の練習ばかりしていました。二年目になって卒業した一期生の方でサッカー部にいた人が
その高校の上の大学のラグビー部に入り私たちの指導に何度か来てくれたことがあったのです。
そして、時に高校のラグビー部のキャプテンまで練習の指導に来てくださったことを思い出したのです。
40年の時を超えて、恩返しが出来たかなと思うと、とても清々しい気分になりました。
試合後、そのことを子供たちにその事を話し将来OB会などで先輩にあったらお礼を言っていたと伝えるよう
頼んでおきました。不思議な縁もあるものですね。
私自身、杉並少年ラグビースクールで子供たちの怪我の面倒を見る役をしていますが
競技の知識はあっても怪我や体調管理の知識を持った指導者はとても少ないのです。
私のような鍼灸師や、あるいは体育大学の卒業生、お医者さん、柔道整復師の方など
もっと積極的に少年スポーツに関わっていただけると助かると思います。
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